春夏秋冬、季節や天候によってその彩りを変える、美しい棚田の真ん中に位置する山麓蔵。 そこでは醸造家自身が里山と共生し、葛城山麓の地の力を感じながら感覚を研ぎ澄ませ、この地で収穫された秋津穂によってその魅力を余す事なく「S風の森」として表現します。 今回、「S風の森Launch Edition」の原料となったお米はまさに山麓蔵の目の前の田んぼで栽培されました。 仕込み中のタンクから、蔵の小窓を通して生産地である田んぼが見えるという、特別な状況での仕込みとなりました。

醸造家のコメント：

出来上がったお酒は洋梨や青いバナナの香り、口に含むと瑞々しくシャープな口当たりながら、葛城山麓地区の大地のエネルギーによる複雑味・秋津穂らしい苦味が後口を引き締めます。 ひとくち含むと葛城山麓地区の棚田を吹き抜ける風の爽やかさや、太陽が降り注ぐ大地のエネルギーを感じる事が出来る味わいです。 そして、吉野杉をふんだんに使用した新蔵だからこそ、杉の香りも程よくレイヤーとして感じられます。山麓蔵の空気感も感じて頂けると嬉しいです。

栽培者：
静間幸一
栽培方法:
減農薬・化学肥料
原料米：
奈良県御所市葛城山麓産 秋津穂100%
醸造責任者：
中川悠奈
容量：
720ml
みんな大地 土壌診断：

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