S 風の森☆壺井/北地区
奈良県御所市葛城山麓産 秋津穂100%
栽培者 : 北香穂里・壺井和子 / 北地区
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山麓蔵の目の前に広がる棚田の地区。 山麓蔵周辺の栽培地区3か所のうち、田んぼ一枚あたりの広さが平均して大きめで、非常に美しい景観の棚田が続くエリアです。 日当たりも良好で、他の地区と比較すると生産性は高めとなっています。 しかし、この地区も標高が高く、灌漑用水が入らないため、山から流れる清らかな天然の山水で秋津穂が栽培されています。 長年、地域の農家の方々が農業を担っておられますが、高齢化や後継ぎ不足の問題によってその持続性が問題となっています。 今後、ご協力いただける地域のパートナー農家さんに、徐々に秋津穂の栽培に切り替えていただき、共に減農薬栽培に取り組んでいく地域となっています。 2023年より減農薬栽培に切り替えていただいた田んぼでの土壌分析結果では、土1gあたりに生息する微生物数の経年での増加がみられています。 環境負荷の少ない農法によって微生物の多様性が回復しつつあり、その土地の個性が栽培される秋津穂へ引き出されています。 この土地で栽培される秋津穂で造られるS風の森には力強い大地のエネルギーが宿り、豊かな複雑味が特徴となっています。

2025年産より同じく北地区にて、長年地域の農業を支えてこられ、山麓蔵開所時より私たちの活動を見守って下さっている 香穂里さん、壺井 和子さんのお二方が“風の森里山コミュニティ”の農家メンバーとして加わってくださいました。 今年はお二方とも初めて減農薬栽培に挑戦されることもあり、まずは少量での栽培からのスタートとなりました。そのため、お二方の秋津穂を合わせて醸造し、その個性をS風の森に映し出しております。来年度には北さん・壺井さんでの造り分けを行い、より個性差を映し出していきたいです。 出来上がったS風の森は熟れた洋梨やマンゴーを思わせる芳醇な香り。温暖な気候となった2025年の実りを映すような、艶やかな甘味と凛とした有機酸が重なり合い、果実味あふれる味わいに仕上がっています。後口には、里山に咲く白い花を思わせる、やさしい香りが広がります。
S 風の森のラベルでは、山麓蔵からの景色や風景(Scene)を切り取り表現。山麓蔵に訪れた方もなかなかご覧になれない時間の様子も知っていただきたいと考え、早朝にだんだんと朝陽が登り、山里の深い朝霧がモノクロの夜をだんだんと彩りのある世界へ塗り替えていく様子を描きました。











